「言葉にできるは武器になる」電通コピーライターが語る人を動かす言葉のつくり方

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こんにちは。

少し前に梅田さんの「言葉にできるは武器になる」を読んでみました。

梅田悟司さんはコピーライターなので人を動かす文章を書くことを仕事にしているのですが、

その人がこの本の中で「人を動かすことはできない」っていうことを言っています。

 

人を動かすことはできない。でも動かさないといけないときはある。

子どもに言うことを聞かせたいし、部下に思い通りに動いてほしい。

じゃあ、その「人を動かす」ことの本質は何なのか??

個人的にけっこうおもしろかったので書評を書いておきます。

 

目次です。

1:人は動かされたくない。

コピーライターの仕事は、人を動かす文章を書くことなはずで、

広告の文章を書いて読み手に思い通りの行動をとらせることなのですが、

そんな人が「人を動かすことはできない」って言い切っています。

 

僕も「人を動かすことはできない」って感じることがよくあります。

 

でも、歯科医師として多くの親御さんや子どもたちと接してきましたが、

こちらの言うことをそのまま聞いて行動に移してくれる人は多くはありません。

歯磨きをしないと虫歯になってしまうよ、といくら言ったとしても、

本人にその自覚が生まれない限り、行動にはうつしてくれません。

毎日寝る前の歯磨きをたった5分だけ長くしてくれるだけでいいのに、です。

 

そもそも「人を動かす」っていうのは、

端的にいえば「人に思い通りの行動をとってもらう」ということで、

その結果として、こちらが望む結果を手に入れようとするものですよね。

結構都合のいいことをしようとしているんです。

 

でも仕事や子育ての場所ではある程度、人を動かすことが必要です。

それも嫌な気持ちを相手の心に残さないようにしないといけないわけです。

 

2:「人を動かす」ことは難しい。でも方法はある。

でもじゃあどうしたらいいかっていうと、

梅田さんは「人が自分から動きたくなる」ようにしたり

「自ら進んで動いてしまう」空気を作ることだ大事だよと言ってます。

 

この力の抜けた感が気持ちいいじゃないですか。

人にアプローチするんじゃなくて、

人が動きたくなる空気感にアプローチするんです。

このことに関して梅田さんはすごくいい引用をしています。

 

「大の男を動かしたいのなら、

船のすばらしさより広大な海があることを教えればいい。」

 

「星の王子様」を書いたサン・テグジュペリの言葉なんですが、

相手の行動にフォーカスするんじゃなくて、

相手の行動の結果として手に入るベネフィットにフォーカスするってことです。

 

梅田さんは星の王子様の作者サン・テグジュペリの言葉を引用しています。

「人を動かす」ことと「人が動きたくなる」ことの違いについて、

 

「船を造りたいのなら、男どもを森に集めたり、

仕事を割り振って命令したりする必要はない。

代わりに、広大で無限な海の存在を説けばいい。」

 

わかりますかね?これすごく大切なことを言ってくれています。

北風と太陽の話と同じです。

 

相手の自主性を引き出すこともしないまま、

相手に何かを強要したり、自分が意図したとおりに動かしたいと思っても、

それは自分にとって都合がいいだけであって、相手にとっては迷惑でしかないんですね。

 

だからこそ、相手の自主性を引き出して、

相手が自分の意志で自分から動いてくれるようなアプローチが必要になるわけです。

その時に必要なキーワードが「想像する力」です。

 

3:すべては想像から始まる。内面を掘り下げる力が大事。

京都大学霊長類研究所によると、

チンパンジーとヒトとの違いは何かといえば

「目のまえにないものを想像することができるかどうかだ」そうです。

 

人は何かの行動をするときに、必ず想像をしています。

車を運転しているときは目的地までの大きな地図を頭のなかでイメージしていますし、

ダイエット商品を買うときも痩せてきれいになっている自分を想像するはずです。

そういう未来の自分の想像ができてはじめて、

目の前の行動をとろうという気持ちになるものなのです。

 

だからこそ、人を思い通りに動かしたいと思うのなら、

まずは相手に未来を想像させることから始めないといけない。

 

この商品を手に入れた先の未来、この試合に勝った先の未来、

自分と付き合っていくことの未来、自分を雇用することで手に入る未来など、

様々な場面で必要になってくる考え方です。

 

この未来をどれだけ具体的に想像させることができるか。

この未来をどれだけ魅力的に表現することができるか。

その未来に向かって、どうやって進んでいけばいいのだろうか。

そこをきちんと語る必要があります。

 

そのためには、自分の頭の中のイメージをきちんと言葉にすることです。

頭の中の言葉をとことん掘り下げて、

具体的にイメージできるところまで落とし込む。

これは普段から考えていないとできないことです。

 

人を動かす的な本が多くでていますけど、

ここまできちんと書かれていない。

 

この本では、自分の内面に深く掘りこむことを基本としていて、

外に向かう言葉に深みを持たせたいのなら

まずは自分の内なる言葉と向き合って思考を広げ掘り下げないといけない。

つまり自分が成長していなければ人を動かすことはできないとしています。

 

言い換えると、勉強すれば自分の持っている知識を深堀することができて、

それをいい形でアウトプットすることで、人を動かすことにつながるということです。

 

これってすごく救いのある考え方だと思うんです。

人を動かす力がもし、先天的な部分で決まるとしたら、

僕らのコミュニケーションは生まれ持って決まってしまっているということです。

 

ですが、梅田さんは「想いが言葉の重みを生む」と言ってくれています。

つまり自分の中でどれだけ考えて掘り下げたかが言葉力に出るということです。

 

僕はもともと話が上手でもなかったし、

面白いネタを持っているわけでもないし、人を惹きつける魅力があるわけでもなかった。

でも、とあるアパレルショップの店員さんとの出会いで、

話し方ひとつで相手の世界を切り拓くことができるってことに気づいたんです。

 

何もない僕だったけど、話し方とか文章の書き方なら磨くことができます。

それはすべて後天的に身につけることができる技術です。

つまりやればできるようになるはずなんです。

時間はかかっても話せるようになるし書けるようになる。

だから僕はこの書く力、話す力=発信力を磨くように決めたんです。

 

自分に魅力なんてないよ、って人は、

まずこの書く、話すって力を身につけたらいいと思います。

 

だってそれは後天的に身につけることのできる技術であって、

誰しも身につけることができる平等の技術だからです。

 

まずは「想像する力」を最大限にいかすために「未来をイメージさせること」。

そしてその解像度をあげるために、常日頃から内なる言葉をきちんと育てること。

そのためには定期的に知識をインプットして、

頭の中に栄養を与え続けてあげること。

 

それができれば、

自然と相手が自分から動きたくなるような言葉を作り出すことができるようになります。

ぜひこの本を参考に、自分の言葉の解像度を上げるようにしていきましょう。

 

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