読書感想文の書き方のコツとおもしろい情報発信のつくり方。

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こんにちは。

 

今も昔も夏休みの宿題の定番の一つに読書感想文がありますよね。

読書感想文ってけっこう難しくて、何をどう書いていいかわからず、

気が付いたら本のあらすじをまとめていただけ、

なんてことありませんでしたか??

 

僕も子供の頃、読書感想文が一番苦手な宿題でした。

本を読むのは好きだけど何を書いていいかわからない。

ストーリーは楽しめたけど、何が面白かったかを書くことができない…。

 

「何がおもしろかったの??」と聞かれても、

あらすじを伝えるだけじゃ面白くもなんともないし、

そもそもなんとなく面白かったでは伝えたい内容を伝えられない。

でも、そんな読書感想文にはコツがあります。

そして読書感想文の書き方のコツがわかると

情報発信力、おもしろい文章力を身につけることができるようになります。

 

今回の記事では、読書感想文の書き方のコツと、

オリジナルな情報発信力を身につける方法について解説していきます。

 

それでは目次です。

 

1:全体を語らず、一部に絞って考える。

読書感想文の最大のコツは、

「全体を語らない」ということです。

 

「この本読んでどうだった?」と聞かれた時、

答えたつもりが本のあらすじだったとか、

読書感想文で気がついたらついつい「あらすじを書いていた。」とか、

これは読書感想文が苦手な人がはまってしまうワナだと思います。

 

読書感想文に限らず、本や映画、食事などの感想を言うとき、

そのよさをできるだけ相手に伝えたいですし、

できるなら自分オリジナルのコメントを出したいところですよね。

 

そんなときに使える考え方が、

「全体を語らず、一部に絞って考える」というものです。

 

読書感想文に限らず、おもしろい情報発信をして人におもしろさを伝えたいとき、

絶対にしてはいけないことが「全体を語る」ということです。

 

真面目な人ほど陥りやすいのですが、感想や意見を述べるとき、

すべてを相手に伝えないといけないと思ってしまいがちです。

すべてのストーリーの流れをおさえ、すべての登場人物を説明し、

そのうえでやっと細かい描写に入っていく…

まるでパンフレットみたいです。

 

ですが、そもそもすべてを語る必要なんてありません。

 

仮にすべて語ろうとするのではれば、

それは「すべてを語る=あらすじを語る」のと同じになってしまい、

別に自分が語る必要はまったくなくなってしまうわけです。

パンフレットや解説書を渡せばいい話です。

 

親友があなたにあの映画の感想を聞いたとき、

別にあらすじを聞いているわけではなく、

聞きたいことは「映画を見たあなたの感想」です。

「お前はどこがおもしろくて何がよかったの??」

ってことです。

であれば、僕らがすることは映画のあらすじを言うことではなく、

「この映画のおもしろさを自分の視点で伝える」

ということになります。

そしてその自分の視点で感想を語るとき、

「全体を語らず、一部に絞って考える」

という方法が非常に有効なんです。

 

たとえば先日見た映画「ファインディングドリー」の感想を別の記事で書きました。

僕がこの感想を書くとき、映画全体のストーリーを描写するのではなく、

「この映画の中で自分が気づいたこと、伝えたい部分はなにか?」

ということを考えるようにしたのです。

ちなみに僕は、「ドリーの忘れっぽさと瞬間の判断力の素早さ」から、

「弱みは強みを彩るスパイスだ」という学びがある、

ということを伝えるようにしました。

 

テーマを一点に絞ったんですね。

 

この記事はありがたいことに、

有名なブログマーケッターの方にシェアをしていただき、

多くの方に読んでいただくことができました。

もしこれをファインディングドリーのストーリーを書いて、

「楽しかったです、ぜひみなさんも映画館に足を運んでください」しかなかったら、

シェアしていただくことはなかったと思うのです。

 

あくまで映画のストーリーの中から、あえて一部分を引っ張り出し、

絞った視点でこの映画の感想を語ったからこそだと思っています。

 

2:本の中の「教えたいこと」を書く

オリジナルな感想を書くには、

「全体を語らず、一部に絞って考える」ということがポイントだと書きました。

ですが、一部に絞ればなんでもいいのかというと、

そういうわけでもありません。

そのときにぜひ覚えておきたいポイントがあります。

 

それは、「教えたいこと」を書くということです。

伝える内容を一部に絞ったとしても、

それが独りよがりのものでは誰も話を聞いてくれません。

反対に、なんとかして話を聴いてもらいたい、

自分の話をおもしろいと認めてもらいたいと思いすぎてしまうと、

相手に合わせた事ばかり話すようになり、結果的に自分なりの視点が消えてしまい、

それもつまらないものになってしまいます。

 

「言いたい事」だと独りよがりの内容になってしまい、

「聞いてほしい、認められたい」だと無難でつまらない内容になってしまう。

 

この壁を越えるのに必要なのが、

「教えたいことはなにか」という視点です。

 

「教えたい事」であれば、そこには自分の視点と伝える相手が同居しています。

つまり「言いたい事」と「聞いてほしい」の中間にあるのが「教えたい事」なのです。

全体を語らず一部に絞って伝えるとき覚えておいてほしいのは、

本や映画のなかで「あの人に教えてあげたいことはなんなのか?」

という視点を持って見るようにしてみる、ということです。

 

そうするときっといままでとは違った視点で見れると思いますし、

自分にとってもいろんな学びを得ることができると思います。

 

「人に教えたい」という気持ちから、オリジナルな感想は生まれのです。

 

1:なぜ教えたいと思ったか~感情の動きを捕まえる

でもそんなに教えたいことなんてないよ…そう思われても心配はいりません。

 

まず、「感想文」という枠組みを外してみると、

人に何か教えたいものってどういうものだと思いますか??

それってけっこう素朴なことで、

「すごい!」って思ったことだったり、

「ヘぇ〜」って思ってことだったりと、

自分の気持ちが動いたところだと思うのです。

教えたいことを探す場合、自分の気持ちがどこを読んで動いたか、どのシーンを見て動いたか、

その「感情の震源地」を思い出してみると、そこに教えたいことが隠れているかもしれません。

 

2:違和感を大事に~思っていたことと違うこと

では次に、なぜ自分の感情が揺れ動いたかを深掘りしてみましょう。

 

人の感情は、こうなるだろうと思っていたことと違ったときや、

普通はこういうものだと思っていたときと違うときなど、

そのギャップの部分に感情は揺れ動きます。

 

つまり、人の気持ちは「差」があるところに反応するのです。

これはひとつ例を挙げてみます。

僕が好きな大阪のお店に、

「金のつくね」というつくねを売りにしている

「串琢(くしたく)」というお店があります。

 

そこのつくねは非常においしくて、つくね全体がとてもやわらかく、

一口ごとに肉汁が口の中にジュワッと広がり、

いままで食べたつくねの中で一番とも言えるくらい美味しいものだったのです。

 

ではそのつくねのおいしさを友達に伝えるとき、

どう表現したらいいかを考えてみます。

「串琢」さんは、心斎橋駅から少し離れた裏通りにある静かな佇まいのお店です。

つくね以外にも多くのメニューがあり、そのどれもがおいしくてすべてのメニューがおすすめ。

ぜひ多くの人に行ってみてほしいと思います。

 

ですが、これをそのまま話したとしても、とくに心に響かないでしょう。

その理由は、「全体を書こうとしている」からです。

なのでまず、一部に絞って書くことを考えます。

ここでは、つくねのおいしさについて書こうと決めます。

=一部に特化して書く。

 

次に、「つくねのおいしさ」のどういうところを「教えたい」と思ったのかを考えます。

=「教えたいこと」をさがす。

 

その時、「なぜこれを教えたいと思ったのか」について深堀します。

=「感情がうごいたところ」と「違和感」を考える。

 

教えたいこと。それは、

「全体がとてもやわらかく、一口ごとに肉汁が口の中にジュワッと広がり、

そのくせ後味も脂っこくない。

いままで食べたつくねの中で一番とも言えるくらい美味しい。

使っている素材も産地直送でひとつひとつこだわっている」とします。

 

ではなぜ教えたいか、どこに感情が動いたのか。それは、

普通のつくねは、全体的にかたさがあって、水気が少ない、

多少パサパサした食感でお肉と脂がわかれているような感じがあります。

 

こういう「普通のつくねはこうだよな」っていう既成概念がありました。

 

つまり、普通のつくねと、金のつくねの間には、

従来のつくねの概念をぶちこわしてくれるくらいの差を感じたのです。

 

その結果、僕の気持ちが揺れて、「なにこれ、めっちゃおいしいやん!」ってなり、

この部分をみんなにも教えたいと思うようになった、ということです。

 

3:文章の構成は一部を書いて全体を書く

オリジナルな視点で書くとき、「全体を書いてはだめ」ということを言いました。

でも場合によっては全体のまとめを書いたり、あらすじが必要なこともあるでしょう。

 

そんなときどうすればいいのか。それは簡単なことで、

「一部を絞って書いてから、全体を書けばいい」のです。

具体的にまた「金のつくね」についてかいてみましょう。

 

僕としては「金のつくね」だけではなく、

他のメニューでもおすすめしたいものはありますし、伝えたいことはたくさんあります。

でもそれを全部書こうとすると、一番伝えたいことがぼやけてしまいます。

なのでまずは一部に絞ることから始めました。

 

「金のつくね」はいままでのつくねの概念を壊してくれるほどおいしい。

ということを教えました。

 

その次に、「金のつくね」を出してくれるお店はどういうお店なのか、

店主はどんな人なのか、他のメニューはどうなのか、などについて、

ここではじめて書いていくようにするのです。

 

そうするとどうなるか。

金のつくねのおいしさ、すばらしさを表現して伝えることができていれば、

その他のことに対してもそのイメージが投影されるのです。

 

つまり、「そんな金のつくねを出してくれるようなお店なら、

さぞ他のメニューもおいしいだろうし、店主のこだわりもすばらしいんだろう」

といった感じに、「金のつくね」が他の要素も引っ張り上げてくれるのです。

 

仮に「串琢」さんが少し小汚いお店だったとしても、

「あ、お店はきれいでなくてもそれだけこだわりのある下町風のお店なんだな」という感じで、

 

一見マイナスに捉えられてしまいそうなことすら、

プラスの要素としてとらえてもらえるようになります。

(実際はとてもきれいなお店で、裏道にあり隠れ家的な佇まいのお店ですよ笑)

 

別の例として、政治家が失言してしまうと、その政治家の他の部分まで、

マイナスのイメージがついてしまいますよね。

 

それはいわゆる「マイナスの一点突破主義」といえるでしょう。

一点に絞ることで、その一点の印象が全体の印象を決めてしまいます。

ですので、伝えたいことがあれば、まずは部分から全体へ。

 

この流れをぜひ覚えておいてください。

 

3:構成を考える

いきなり文章を書き始めると失敗します。

必要なパーツを作りながらプラモデルを作るようなものです。

 

まずは文章に必要な要素をメモなどに書き出すようにして、

必要なパーツをそろえてから書き出してください。

 

そのためのパーツは挙げた通り。

1何について書くか。

2一点絞って教えたいところは何か

3教えたい理由はなにか?感情の震源地と違和感

4一部から全体へ

 

の4つです。

 

3:まとめ~一点突破主義でいこう

最後に、またまた「金のつくね」を例に、

「全体を語ってから一部を語る」ということをしてみましょう。

 

…大阪の心斎橋に、つくねを売りにした鶏料理のお店があります。

お店は裏道に入った路地裏にあり、内装の感じはとてもきれいです。

店主と話してみても扱う素材一つ一つにこだわりがあって、

メニューも豊富、そのどれもがおいしいです。

その中でも特につくねがおいしくて「金のつくね」と名付けられています。

 

…どうでしょう。

 

頑張ってみましたが、よさそうな雰囲気は伝わるものの、

インパクトの面でいうと、少し濃淡が弱い印象かと思います。

 

少なくとも、「うわぁ、おいしそう!ぜひ行こう!!」っていうくらいの

魅力を感じる人はほとんどいないと思うのです。

 

一点突破主義の強みはここにあります。

一点に絞って書くことが、逆にその全体のイメージまで強く決めてしまうのです。

 

自分のオリジナルな視点で感想を述べたりする場合、

どうしてもあなたの色が求められることになります。

 

読書感想文であれば、その本を読んだあなたの視点が聞かれているのです。

 

だからこそ、一点突破主義は効果があるのです。

その一点をどの部分を選ぶかというところに、あなた自身の視点があるのです。

 

ぜひ、今回の記事を参考に、オリジナルな発信ができるようになってほしいと思います。

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