「褒めれば伸びる」は間違い?子供を褒めるときに知っておきたい一つのコツ

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こんにちは。

 

学校のテストで数学40点、英語90点という点数をとってきた場合、

「数学40点って、なに勉強してたの!?」と怒ってしまうのと、

「英語90点すごいな!頑張ったんだなぁ」と褒めるのでは、

まったく天と地の差がありますよね。

 

子供はほめて伸ばそうというのは昨今の風潮です。

叱るより褒める。

子供はできるだけ褒めて育てる。

子供を怒らず長所を見つけて、いいところを褒める。

そしたら子供はすくすくと成長していくはずだから…と。

 

たしかにその通りで、人は怒られるよりほめられた方が認められたという気持ちになるし、

そうなると、また新しいことに挑戦しようという気持ちになれると思います。

そもそも、何より人は否定されるより肯定されるほうが前向きになるのが普通です。

 

ですが、その「褒める」ということも、その褒め方を間違うと、

子供の成長を抑えることになってしまうこともあるのです。

それは大人相手でも同じです。

大人相手に褒めることをするときもその原理原則は同じなので、

まずは、子どもを褒めるときのエッセンスを学んでほしいのです。

今回は「褒める」ときにぜひ押さえておきたい一つのポイントについて解説します。

 

それでは目次です。

1:一番やってはいけない褒め方=「いつも同じ」

歯科医院で仕事をしていると、子供が頑張って治療を受けている横で、

お母さん方が声かけをしてくださることがあります。

 

不安そうな子供を心配して声掛けしてくださるのはありがたいですし、

こちらも子供の治療をより頑張ろうと思えるものです。

 

ですが、その時にふと感じることがあります。

それは、「大丈夫だよ」「よくがんばったねぇ」「お利口だったねぇ」みたいに、

みんながみんな、同じような言葉を口にしているということです。

 

あるお母さんは毎回同じような褒め方をしていると思えば、

違うお母さんどうしなのに同じような褒め方をしていたりします。

 

ときにお母さんたちが子供の診療の付き添いで横並びになると、

「よく頑張ったねぇ」のアンサンブル。

まるでレコードのように同じ言葉がリピートされるのです。

僕はここに違和感を感じていました。

 

褒め言葉はいつも同じものであってはいけない。

「褒める」ことは非常に大切なことですし、

褒め言葉一つで子供は自分の行動に自信をもち、前向きになれたりします。

 

今回の治療では泣いてしまった子でも、

お母さんが褒めてくれたことで、

次の診療はすごく上手に受けることができるかもしれません。

 

ですが、子供を褒めるときに「お利口だね」「すごいね」「よくできたね」と、

同じ言葉しか言っていないとすると、

子供からするといつも同じ褒められ方しかされていないと感じてしまいます。

 

大人からすると同じように見えることかもしれない。

でもまだ経験値の少ない子供からしたら、

一つ一つの経験が毎回新鮮で新しい挑戦かもしれないんです。

 

毎回違うことに頑張って向かっていっているのに、

何をしても毎回同じような褒められ方しかされないのなら、

少しずつうれしさは減っていってしまうでしょう。

 

それは相手の心が動いていない、つまり褒められていると感じていないということです

 

「褒める」時も「聞く」時も、やっぱり同じばっかりではダメです。

「今日、学校どうだった??」と毎日同じ質問しかされないとしたら、

聞かれた子供も「いつもと一緒だよ」と同じことしか言わなくなるかもしれません。

 

子供に何か質問をするときは、

「あなたに興味を持っているよ」というメッセージを伝えたいですよね。

子供を褒めるときも、ちゃんと子供自身が「褒めてもらえた」と感じなければ意味がない。

 

「褒める」ということは単なる言葉遊びではなく、心で感じるものだと思うのです。

 

2:子供の言葉の豊かさは、周りの大人の言葉の豊かさに左右される。

言葉がけに関して、覚えておきたいことがあります。

まず、同じ事ばかり言っていたらいけない。

この考えは話し方、聞き方すべてにおいて通じます。

 

たとえば、秋田県で育った人の言葉が自然と関西弁になることはありません。

まわりの人が同じ方言を使っているからこそ、そこで育った子供も方言になるんです。

子供は周りの友人や大人たちの言葉使いを聞いて、自分の言葉を創り上げていきます。

周りの環境しだいで、子供がどう育っていくかが変わるということです。

 

これは社員教育でも同じですよね。周りにどんな先輩や上司がいるのか、

どんな言葉がけをされていて、認めてられているのかどうか。

その環境一つでその社員の未来は決まったりします。

 

子供がいる環境=周りの大人たち、が同じような話し方、褒め方をしているようでは、

子供の言葉の成長や、世界観を広げるという意味で、むしろ悪影響を与えてしまうのです。

 

どんな人でも周りにいる人や自分がいる環境の影響を大きく受けて、

自分の言葉や表現の幅を広げていきます。

 

狭い世界にいたら広い視野を身につけることができないのと同じで、

周りの大人が限られた世界の狭い言葉使いしかしていなかったら、

子供の成長の幅はそのせいで限定されてしまう可能性があるのです。

 

子供の発想は柔軟で僕らが思いつかないような発想をするし、

ふいにした質問に対しても僕らが忘れかけていたような

ドキッとする答えが返ってくることもあります。

 

子育て世代の大人たちにしたら、自分の子供や、自分が教え育てている生徒たちには、

発想力豊かな子に育ってほしいし、そのための表現力も幅広いものを持ってほしいですよね。

だったら、子供に期待するのではなくて、まずは僕ら自身が工夫していくこと。

 

子供のおもしろい返しを”引き出して”あげるような

言葉がけ、質問の仕方をするべきだと思うのです。

 

そのためにはまず、子育て世代の大人たちこそ、

自分たちが使う言葉とその表現力を幅広く深いものにしていく

そんな意識をもつようにしたいものです。

 

3:「褒め方」「言葉がけ」を工夫する方法

では、具体的な褒め方や質問の仕方の訓練としては、

”いつも使う言葉を使わないで表現してみる”

という訓練が効果的です。

 

たとえば、よかったテストの結果に対して「よく頑張ったねぇ」と言う場合、

「頑張った」という言葉を使わないで表現してみるのです。

 

「前にくらべて○○点上がったんだね。」

「毎日遅くまで勉強してたもんね。」

「この調子なら次はきっと今回以上の点がとれると思うよ。」

 

など、いろんな言い換えができるのがわかるでしょう。

 

ふだん、僕らはよく使う言葉があるかと思います。

その言葉をできるだけ違う言葉で言い換えることができないか?

と考えることで、少しずつ幅広い言葉遣いができるようになるでしょうし、

おもしろそうな言葉を見つけたらメモを取るなどして覚えておくのもいいでしょうね。

 

4:さいごに~人の可能性は環境で決まる

子供に限らず、人の成長というのは、DNA的に持っているものと、

周りの環境で決まる部分とがあります。

 

DNAに関してはどうしようもない。

将来の遺伝子操作技術に期待するしかありません。

でも周りの環境は変えることができるし変えてあげることもできるのです。

 

言葉はふだん僕らがコミュニケーションをとるときに、

必要不可欠なアイテムですよね。

そのアイテムが多ければ多いほど、コミュニケーションの質や幅は広がります。

 

そしてその質の高いアイテムを増やすには

僕ら自身が同じカテゴリに閉じこもっていないようにして、

いろんな人と話をし、いろんな情報に触れ、

自分の世界をどんどん広げていくことが唯一の方法だと思うのです。

 

そしてその幅広い世界観から出てくる言葉たちこそが、

子供の思考を大きく柔軟に育てることにつながると思うのです。

 

子供の未来に期待するのもいいですが、

それ以上に僕ら大人自身が楽しく生きている姿を見せることが一番。

 

毎日少しずつでいいと思います。

一日一つでもいいので、新しい言葉を一つ覚えることを心掛けたいもの。

そのために、新しい世界を毎日見続けていける。

そんな生き方をしていきたいと思います。

 

その小さな積み重ねが僕らの人生を豊かにしてくれるはずですし、

ひいては子供たちの豊かな人生につながると思うのです。

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