パクることは悪いこと?東京五輪のロゴデザイン問題とオリジナルな情報発信のためのパクリ方

この記事は4分で読めます

こんにちは。

2020年の東京オリンピックに向けたロゴデザインのことで、
デザイナーの佐野さんがデザインをパクったと言われていろんな方面で騒がれました。

その影響もあって、佐野さんの個展も開催中止になってしまったりと、
パクるということについて世間は比較的厳しめの見方をされる傾向にあります。

パクリは本当に悪いことか??

でも今回の件で、僕が不思議に思ったことがあります。
それは「パクリはそんなに悪いことなのか??」「みんなパクってるよね」
ということです。

もちろん、そのままのデザインなりコンテンツなりをパクってしまうのは著作権の違反です。

Stop the映画泥棒。

ただ今回の件で違和感を感じたのは僕だけではないと思うんです。
佐野さんのコメントによると、たしかに参考にしたという部分は認めています。

しかしネット上では、
似ている=パクリ=著作権侵害=慰謝料みたいな構図ができあがっている。

僕はそれに非常に違和感を感じるんです。
だって、大なり小なりみんな何かをパクってるんですよ。

はじめはみんな何かを「パク」っている

守・破・離、って言葉にあるように、
人は学問にしろ武道にしろ技術にしろ、何かを身につけたりするとき、
まずは「型」を学ぶところからはじまります。

「学ぶ」の語源は「真似ぶ」で、つまり、
はじめは何かを「まねる」ところから始まるんです。

そしてある程度の「型」が身についてきたとき、少しずつそれをアレンジしてみる。
型を壊していく段階ですね。それが守、破、離の「破」。

最後に「型」を完全に自分の中に取り入れ、自分の「型」ができあがっていきます。
これが「離」、いわゆる「型破り」といわれる段階がここにあたります。

この守・破・離の考え方を踏まえると、人は何かを学んだり考えたりするとき、
何かしらの影響を受けることから始まっているといえるでしょう。

佐野氏がおっしゃっていた「参考にした」という部分は
別に彼に限らず多くの人に心当たりのあることのはずです。

正しいパクりと悪いパクり~情報弱者にならないために

僕が考えるに、パクるということは別に悪いことではありません。
パクリにはいいパクリと悪いパクリがあると思っています。

悪いパクリは、「参考にした部分」をそのまま自分のコンテンツにするか、
ほんの少しいじった程度のものであって、簡単にいうと表面的に少しいじっただけということです。

これはダメです。Stop the 映画泥棒。

ただこれは、ネットやテレビのコメントに影響され、
それを自分の意見としてしまう人たちも同じ。

いわゆる情報弱者といわれるような人たちです。

そして佐野氏を批判している人のほとんどは、
メディアの流した情報を知らず知らずのうちにそのまま自分の意見としてしまい、

同調してしまっている情報弱者と同じだと思います。

じゃあ正しいパクリってなにか??

たとえば影響を受けたデザインがあるとすれば、
「その本質」を真似する」ということです。

表面的にパクるのではなく、その本質をパクる。

そのデザインにした理由。そのデザインがうまれた背景。
そのデザインのコンセプト。そのデザイナーさんの理念や想い。
そのデザイナーさんの作品と共通する特徴。

……

など、その作品が生まれた根っこや背景の部分です。

それを参考にすることで、
パクリつつも自分のコンテンツをオリジナルなものにできるのです。

バズが起これば起こるほど、パクられるリスクも上がる

ブログやサイトで情報発信をしていてそれがバズったとき、
それだけ多くの人に読んでもらえるということになります。

ですが、それと同時に多くの人の目に触れるということですから、
それだけパクられるリスクも増えるということ。

これはネット社会の宿命です。
おもしろい記事は広まり、多くの人の目に触れる。

多くの人が見れば、それだけ真似される可能性もあがります。
この状況でパクられるのを防ぐのは正直むずかしいでしょう。

じゃあどうすればいいか??

情報発信をしていく僕たちが考えないといけないことは、
パクられるのを防ぐことではなく、
自分だから作れるオリジナルな情報を発信するということ。

もっといえば、

「正しくパクリながらオリジナルな発信をする」

ということです

オリジナルな発信はゼロから何かをうみだすことじゃない

正しくパクってオリジナルな情報発信をしていく。
それが今の時代を自分らしく生きていくために絶対必要な能力です。

ではオリジナルってなんなのか??
それがわからなければオリジナルな情報発信なんてできません。

オリジナル。自分らしい。他にない。特別。…
いろいろイメージする言葉はあるでしょう。

でも僕の解釈は少し違います。
僕なりのオリジナルの意味というのは、
「すでにあるものに新しい意味づけをする」ということです。

たとえば歯医者っていうと虫歯治療をする場所って思われているでしょう。
でも僕はそういう認識ではなく、「子供の可能性を切り拓く場所」ととらえています。

そうすると、単なる痛みをとるための虫歯治療に新しい意味がくっつきます。

歯が虫歯になって痛い
→歯医者は虫歯を治して痛みをとってもらう場所

という認識から、

歯並びは子供の笑顔を飾るファッションのようなもの
→虫歯がなくても、歯並びのことや食事のことで教育をする場所

というように歯医者の定義を変えました。(これを「再定義」といいます)。

だからといって、歯医者としてしていることは変わりません。
虫歯を治療するし、メンテナンスをするし、歯並びを治すし、入れ歯も作ります。

しかしこれまでは「痛みをとるため」「なくなった歯を作るため」でした。
それを「歯並びは子供の可能性を拓くためのもの」と定義することで、
いままでの虫歯治療に新しい意味を与えたのです。

「歯医者としてやっていることは同じだけど、その意味を変えたということです。

情報発信でも同じことです。
すでにある情報に新しい意味をつけたしてやる。

それだけです。

それでも「パクる」ことが気になる人におすすめな「関数思考」

すでにある情報に新しい意味をつけたすなんてなかなか難しい。
それにパクるなんて言われるとやっぱり気になってしまう。

他の人のコンテンツを参考にしてるといわれても、
もう言われていることだしなぁ、と思ってしまう。

そう思われがちです。

では次に、新しい意味づけをするために参考になる「関数思考」について説明します。
関数と言うとY=f(X)がシンプルな形です。
これを土台にオリジナルな発信について考えて見ましょう。

まず、関数の各項目は、

X=インプット
f=関数、解釈
Y=アウトプット

といえるでしょう。

Xは自分が勉強したこと、影響を受けたことです。
それをそのまま発信してしまうと、Y=Xになり、
まるごとパクったのと同じになってしまいます。これではダメ。

そこで大切なのが関数fの部分です。

このfは自分の価値観、解釈、考え方の軸…なんとでもいえるでしょう。
環境や時代背景もあると思います。

たとえば、ここに同じ出来の二つの時計があるとします。X=時計です。

次にfを100均としたら、Y=100均の時計となり、
もう一つf=ブルガリとしたら、Y=ブルガリの時計となるわけです。

ここでのポイントは、Xは同じ時計だということ。

しかしYは100均の時計とブルガリの時計、というように大きな違いになります。
これはfの違いによって意味づけが変わったのです。

もちろん、100均の時計とブルガリの時計が同じわけではないですが、
それでもこのfの違いによってYの価値が変わるというイメージはわかると思います。

Y=f(X)
この単純にして究極の方程式をぜひコンテンツを作る際に意識してみてください。

いまの時代は誰もが情報発信できる時代になってきたので、
ともすれば似たような発信をしている人がいてもおかしくない。

また自分が書こうとしていた記事をほかの人が書いていた時、
書くのをためらってしまいがちです。

でも一字一句同じになるとかでなければ、
誰かと同じ情報発信になるなんてことは基本的にないのです。

大切なのはY=f(X)のfの部分。
つまり、僕らの理念や解釈の部分です。

そこをとことん深めていくことが、自分の発信に深みを持たせてくれて、
結果的に多くの人の心を打ちぬくコンテンツになるんです。

 

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