歯医者嫌いは作られる!?子供を歯医者嫌いにさせないために、覚えておきたい言葉がけ。

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「うちの子、上手に歯医者を受けれるかしら??」

「虫歯の治療中に泣いたりしないだろうか…」

「痛いことされて泣いたりしないだろうか…」

子供を初めて歯医者さんに連れて行くとき、心配なことって多いですよね。

 

自分の子供が上手に治療を受けられるかどうか、

泣いて暴れたりしないかどうか…

考えだしたらキリがないと思います。

 

でもそもそも、はじめから歯医者嫌いで生まれてくる子はいないはずです。

子供はいったいいつ、どうやって歯医者嫌いになってしまうのか。

今回は、子供を歯医者嫌いにさせないための言葉使い、

をテーマに解説していきます。

 

それでは目次です。

 

1:「嫌い」は環境によって作られる。

きっと昔ながらの刷り込みのようなもので、

お医者さんにいけば注射をされる。=痛いことをされる。

歯医者にいけば削られる。=痛いことをされる。

なんていう感じの、医者=痛いことをされる場所、という思い込みが

心にできあがっているのだと思います。

 

もちろん、実際に歯を削ったりするときの振動や、痛みを減らすための麻酔など、

残念ながら言われる通り嫌な処置を受けることもあると思います。

 

さらに歯医者というのは明らかに普段とは違う場所だし、周りにいる人の雰囲気からして

非日常的な空間ですから、その違和感をキャッチして、知らないうちに警戒してしまうということもあります。

 

ですが、僕自身はこれにすごく違和感を感じてしまうんです。

 

というのも、もともと子供の中に、歯医者=痛いところ、という認識はありません。

 

ではその認識はどうやって作られるかといえば、周りの環境によって作られます。

子供が勝手にそのイメージを持って生まれてくるわけではないのです。

 

 

2言葉一つで歯医者を好きにも嫌いにもなる

最初の言葉がけが一番大きな分かれ道。

 

お医者さんにかかるとき、誰でも初めてのときがありますよね。当たり前です。

どんな大人でも、まだ子供の時は歯医者の存在すら知らなかったはずです。

 

まだお医者さんなんて知らない子供たち。

そしてそのときの子供にかける言葉遣い。

 

ここに多くのポイントと問題が見え隠れしていると考えています。

 

例えばはじめて歯医者に行ってはじめてチェアにあがるとき、

そのときの子供にどんな言葉をかけているでしょうか??

 

「痛くないよ」「痛くないからね」「何もしないから」

「ちゃんとしないと注射してもらうよ」「すぐに終わるから」

 

こんな言葉を自然と出していないでしょうか。

 

この言葉たちを聞いてどう感じるでしょう??

 

言っている本人には悪気はないのでしょうが、聴いている方はどこか警戒してしまいますよね。

 

まず、「痛くないよ」って言ってしまった時点で、

その時点でマイナス地点からのスタートを作っているのと同じです。

 

そもそも、この言葉を言っているお母さんやお父さんたちの表情は険しくて、

自分たちのいうことを無理やり聞かそうとしている雰囲気になっていると思います。

 

そんな顔をしている大人を見て、子供が警戒しない方がおかしいんです。

 

ピンク色の象と聞いて…

たとえば、「ピンク色の象を想像しないでください」といったとします。

 

いいですか?「ピンク色」の「像」を想像しないんですよ??

 

……

 

普通に想像しちゃいますよね??

ピンク色+像の時点でもうピンク色の像を想像してしまうんです。

 

 

人は文章ではなく、単語でその背景をイメージしてします。

 

本の文章を流し読みをしていてもなんとなく内容ってつかめますよね。

それは文章のキーワードを拾い、そのキーワードに含まれるイメージを作って

内容の理解を補っているからなんです。

 

同じことで、「痛くないよ」「痛くないからね」「注射してもらうからね」っていうときは、

「痛く+ない=痛いことをされる可能性がある」と想像してしまうんです。

 

注射という言葉を聞いて、いいイメージを持つ人はいないでしょう。

大丈夫だから!って言ってしまうと、大丈夫じゃないことをされるのかもしれないと思ってしまいます。

 

つまり、どれだけさいごに否定の言葉を持ってきても、

ピンク色の象、痛み、という単語レベルで僕らはそれをイメージしてしまうんです。

 

しかもだいたいそう言うときのお母さんたちの顔は真剣そのものなので、

子供からしたら緊張感しか伝わってこない。

 

痛くないってどれだけ鬼の形相で言ってるのかと。

 

その顔のほうが痛いわと(爆)

 

結果として、よけいに子供が嫌がってしまう空気感を親自身が作り上げてしまうという悪循環ができてしまうのです。

 

自分の言葉が相手の世界を作る

子供を歯医者嫌いにさせないために

 

なにはともあれ、とにかく脅さないでください笑

痛みに関する単語を使わないようにしてください。

 

虫歯、麻酔、注射、削る、抜く、うめる…

どう聞いても気持ちのいい言葉ではないし、

プラスのイメージを想像できるわけありません。

 

こういうネガティブイメージの言葉は使わないことです。

これはお母さんお父さんだけでなく、僕たち歯科医師も同じです。

 

次に簡単な方法は、言葉の言いかえをすることです。

 

痛くない→大丈夫だよって言葉に変えるだけでも、「痛み」のイメージを少なくできますよね。

 

他には、普段していることの延長だということにする、っていう方法もあります。

 

毎日自分で歯ブラシを持って歯磨きをしているのなら、

その歯ブラシを持ってきてもらうようにするのです。

 

そうすると、自分の歯ブラシを持っていって見てもらう。という意識が芽生えます。

 

この理由は、歯ブラシを「持って行く」「歯医者さんに渡す」という行為が、

子ども自身の主体的な行動になっているからなんですね。

 

行って、横になって、口の中を見られて、器具を突っ込まれて…

なんてのはすべて受身の行動で、虫歯がなくても嫌なものなんです。

 

そもそも口の中を見られるという行為は、自分が何をされているかわからない行為なんです。

自分の体の一部に何されているかがわからない…。

 

そんなの不安に決まっているんです。

 

他にも、明日は歯医者に行って虫歯がないかみてもらおう

→歯医者さんに、きれいに歯磨きできているかどうかみてもらおうね。

 

なんてやわらかい言い方に変えることもできると思います。

 

ほんの一例ですが、こんなふうに工夫できることはたくさんあると思います。

 

はじめは言葉使いから始まる

人は言葉を理解するときに、その意味ではなく、イメージも使って理解しています。

 

とくに子供のときは直感的な感覚が強いので、

大人よりも敏感に周りの雰囲気を感じ取ってしまうんです。

 

「痛い」という言葉をつかうとき、どうしても僕らは否定的な空気を出してしまいます。

だからこそその空気を読み取って、子供は危険を察知し、嫌がるのだと思います。

 

これは別に歯医者を受診するときに限った話ではありません。

言葉使いはすべてに通じるんですね。

 

否定的な言葉を使いそうになったとき、

その言葉を別なポジティブなイメージを持つ言葉に言い換えられないか、

子供にネガティブなイメージを植えつけるものではないか、

 

それを常に考えるようにしてみてください。

 

そしてできるなら、

歯医者さんは、子供たちの敵ではなく、

優しいお兄さんお姉さんがいるところだよって、

そんなイメージをもってもらえるようにしてもらえるとうれしいです。

 

そういう小さな心遣いと言葉使い、

それが子供をお医者さん嫌いにさせない、第一歩だと思います。

 

言葉使いは相手のイメージ操作につながり、相手の世界をよくも悪くも作り上げてしまいます。

 

子供を歯医者嫌いにさせたいですか?そんな人いないですよね。

 

でしたらまずは子供への言葉使いを意識するようにしてみてください。

 

驚くほど反応が変わってくるはずです。

 

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