赤ちゃんの歯磨きは本当に必要??意外と知らない赤ちゃんの歯磨きが必要な理由とその時期について解説してみた

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こんにちは。

診療をしていると、子供連れのお母さんからよく聞く質問があります。

それは、「下の子がいま6か月なんですけど、

実際のところ歯医者はいつから連れてきたらいいですか??」

というものです。

 

確かに歯が生える前に行くのは早すぎる気がするし、

でも歯が生えそろってからだとなんか遅いような気がする。

かと言って、歯がちょこっと生えた程度で行くのもなんかなぁ…

って思ってしまい、だからこそ、どのタイミングで行けばいいのかわからない。

っていうのがホントのところだと思います。

 

今回は、赤ちゃんをはじめて歯医者に連れていくにはどの時期がいいのか。

虫歯予防の効果がある時期はいつからかなど、

 

案外知らないことの多いこの質問について解説していこうと思います。

それでは目次です。

:赤ちゃんの歯磨きを始める時期とその目的。

虫歯になるのはいつからか、いつから予防できるのか。

まず「むし歯になるのはいつからで、いつから予防できるのか」について考えてみましょう。

むし歯になってしまうしくみを少し小難しく言うと、

についた虫歯菌が、糖分をエネルギーにして酸を作り、その酸が歯を溶かす。」

 

つまり、いくら甘いものを食べまくったとしても、

歯が生えてなかったら虫歯にはなりません。

(歯がないのに虫歯はなりようがないですよね。)

 

虫歯菌がいなかったら歯を溶かす菌もいないから虫歯にはならないし、

甘いものを1ミクロンも食べなかったら、ガソリンがないのと一緒で、

虫歯菌は酸をつくることができません。よって歯は溶けません。

 

…ということで、虫歯になる可能性が生まれるのは、

「虫歯になれるポテンシャルを持った歯が生えてきてから」ということになります。

歯がなければ虫歯には”なれない”。というわけです。

 

ということは必然的に、

虫歯予防も歯が生えはじめてからがメインになる。

 

つまり、はじめて赤ちゃんを歯医者に連れてくるのは、

だいたいの場合、歯が生え始めたときでいい、ということで覚えておいてください。

 

赤ちゃんの虫歯予防のキーワード:「定着」、「攻撃力と防御力」

虫歯菌はすべての人の口の中にいて、生えている歯の表面に定着してはじめて仕事をします。

ここでのキーワードは“定着”です。

 

“定着”っていうと、要は“住み着く”ってことです。

“虫歯菌が定着=歯に住み着いてから歯を溶かし始める準備ができる。”

そしてこの一連の流れにアプローチするのが予防処置です。

 

虫歯予防は、自分の防御力を上げることと、

相手の攻撃力を下げることにわけると考えやすいでしょう。

自分の防御力を高める=フッ素を塗って歯の質を強くする、歯をツルツルに保つ、etc…

相手の攻撃力を下げる=フッ素を塗って虫歯菌の力を弱める、歯磨きをする、etc…

 

この“自分の防御力を上げて、虫歯菌の攻撃力を下げる”

これが本当の意味での“虫歯の予防処置”ということになります。

 

赤ちゃんでもすることは一緒です。

歯が生え始めてからフッ素を塗るなどして歯を強くしてあげて、

歯についた汚れをきちんと落として虫歯菌が働きにくい環境を作るようにする。

 

きれいにするよりも、刺激に慣れるため、歯ブラシへの準備段階

かといって、歯磨きをさぼったらすぐにむし歯になるわけでもないんです。

 

赤ちゃん唾液が豊富で、唾液には自分で自分の口をきれいにする作用があります。

虫歯菌が作った酸も中和できる作用があるのです。

なので、赤ちゃんの頃、とくに初めての頃の歯磨きは、

きれいにするというよりも口の中への刺激に慣れるためだと考えるようにしてください。

 

口の中はほんとうに敏感で、触られるのを嫌がる子は多いです。

自分の上あごの裏を触ってみてください。くすぐったいですよね??

歯磨きのまえにまずはこの刺激に慣れること、

少なくとも違和感を減らすことからはじめないといけないんです。

 

「歯磨きをしなきゃ!」とやっきになって、

いやがっているのに無理やりやってもいずれは歯磨きがきらいになってしまい、

長い目で見ると逆効果です。

 

無理は禁物。

赤ちゃんを膝にのせたり向かい合ったりして、

少しずつ口の中に触れることから始めるようにしてみましょう。

 

:どんな道具を使えばいい??

無理はしなくていい、はじめは濡れたガーゼや綿棒を使おう。

さいしょのうちは刺激に慣れるためなので、歯ブラシにこだわらなくていいでしょう。

塗れたガーゼや綿棒からはじめて、歯の表面をなでる感じで拭いてあげてください。

 

余裕があれば、ほっぺたの内側をマッサージするように、

こちょこちょと刺激をしてあげてもいいでしょう。

 

歯ブラシを使いたい場合は、毛先は短めで、

フラット(ギザギザとかになってないまっすぐなやつ)、

やわらかいものを選ぶようにしましょう。

 

あまりにかたいのを使うと歯茎やほっぺたを傷つけてしまうかもしれませんし、

大きいのを使うと苦しくて入らないかもしれません。

長さとしては前歯2~3本分くらいの長さのものがベストと言われています。

 

歯ブラシ自体はそんな値段の高いものではないですし、

いろいろ買っていろいろ試してみて、使いやすいものを選ぶといいでしょう。

 

お母さんと一緒に歯ブラシをつかって遊んでいる、

楽しんでいるっていう感覚が大事です。

 

歯磨きをしている、というものではなく、

歯ブラシを使ってお母さんとコミュニケーションを楽しんでいると思ってもらえるように、

ぜひ遊び感覚で楽しみながらしてみてください。

 

歯磨き粉も無理に使わなくていい。

歯磨き粉の成分には発泡剤、研磨剤など、いろいろな成分が入っています。

でもいまの時期に必要なものって言えばそんなにありません。

発泡剤ですっきりしたーって赤ちゃんはいません。たぶん。

目的は「慣れること」「歯磨きの前段階」ですから、無理に使わなくていいでしょう。

 

どうしてもなら味付きのもの発泡剤のないもの

まだうがいができないので、飲み込んでも大丈夫なものを使うようにしてください。

子供用歯磨き粉を使ってもいいでしょう。

 

量は歯ブラシの1/3くらい。

さきっちょにちょんとつける程度で十分です。

 

注意点としては、たまーに牛乳成分のカゼインがはいっているものがあります。

普通の歯磨き粉であればまず大丈夫なのですが、

念のため頭の片隅に入れておいてくださいね。

 

:さいごに

赤ちゃんの歯磨きや虫歯予防は、

はじめてのお母さんだとわからないことも多いと思います。

 

ネットでいろんな情報を見てみたり、先輩ママさんから体験談を聞いたり、

お父さんお母さんから話を聞いてみたりすると、

 

実際どうすればいいのかわからない、何が正しいのかわからない、

って状態になってしまうこともしばしばあるでしょう。

 

でもひとつ覚えておいてほしいことがあります。

いろんな情報があるなかでもそれに振り回されず、

自分自身の判断でどうするかを決めてほしいのです。

 

歯医者がこう言っているから、ママ友がこう言っているから、

ネットに書いてあったから、テレビでママタレが言ってたから…

こういった情報に振り回されて、大事な子供に関する決定をしないでほしいんです。

 

別にこういった情報を無視しろと言っているのではありません。

そうではなくて、情報は、それに振り回されるものではなくて、

たたき台として利用して自分の意見の判断材料にするもの、でしかないのです。

そのための判断基準や考え方をこのサイトではお伝えしているつもりです。

 

これからの時代は情報過多で、ほしい情報があふれている状態が通常になります。

子育て世代の人たちに求められるのは、ありとあらゆる情報を取捨選択し、

自分なりの意見を作りだせる「情報リテラシー」の高さでしょう。

 

どんな場面でもそうです。

自分の人生を切り拓く力をもった子供を育てたいのなら、

まずは子育て世代の僕らがその力を身につけないといけない。

僕はそう考えています。

 

いま子育ての真っただ中にいる子育て世代の人たちは

ぜひ頭の片隅にで置いておいてください。

 

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